さやさやの為替地図

頑張れば頑張るほどはまるFX沼からの脱出の物語

痴女に受けた心の傷的なもの 続き

触る奴が絶対的に悪いとボクは考えていますので、今でもそうですが当時からボクは混んでいる電車に乗る時は女性の近くにはいかないようにしていました。痴漢の冤罪が怖いのでなるべくおっさんの近くで、女性がいるときには両手でつり革を掴んで痴漢ではないアピールを心がけています。

ところが社会人一年目の電車通勤の時にはどんなに女性を避けても、気がつくと女性に囲まれている現象が毎日のように起きていました。いつも数名の同じ人達でした。中にはエビちゃん的な素敵な感じの女性もいて、特に混雑している時などは体が密着してしまうこともありました。最初は痴女軍団にまた狙われているのではと被害妄想的に思っていたのですが、特に触られると言うこともなくただ密着しているだけなので、ボクは冤罪を避けるために常に両手をバンザイの状態で電車に乗っていました。

ある日ボクは上司の女性にこの現象を話しました。おそらくボクがイケメンすぎるので女性たちが近寄ってくるのだろうと想像していたのですが、上司が言うには「若い子の痴漢は少ないからだと思うよ」と「サヤドリちゃんは若いからじゃないかな」とのこと。つまり、お子ちゃまだから安心ということらしい。

ボクも確かにピュアだったので彼女以外の女性の体に触れるなんて、仮に相手の同意があってもイケナイコトだし、エビちゃん似の女性だったとしても女性の価値は見た目じゃないし、女性には近寄ってほしくないけど満員電車だからしょうがないし、あぁつらい(*´ω`*)ハァハァ、みたいな若干錯乱気味のやせ我慢的な要素がありつつも理性のコントロール下にありましたのでおこちゃまというのはある意味正解だったのかもしれません。

ボクにとっては迷惑(*´ω`*)でしたが、女性も痴漢対策をしているということは、ホントにそういう輩がたくさんいるという事なのだと思います。

一度、女性が男性の手を掴んで「助けてください」と埼京線のホームで叫んでいる現場に居合わせたことがあります。

女性はメガネをした20代後半くらいの小柄でいかにも大人しそうな地味な服装をしていて、男性は40代で紫っぽい柄の派手なセーターにアイロンパーマというDQN丸出しのおっさんでした。それに気がついた乗客はボクも含め数十人でゆっくりと無言で囲むように二人に近づいていきました。

「この人痴漢です。助けてください」と泣きながら叫ぶ女性。

「離せよバカ女。人違いだって言ってるんだろ。お前らも近づいてくんな」とおっさん。

もう逃げられない感じで焦りまくるおっさんと、少し安心したのかボロボロ泣きだして、でも手を離さない女性。取り囲む人たちの中には今にもおっさんを取り押さえ酔うと身構えている人もいました。

そこに状況を伝えに言った女性と大量の駅員さんが到着。

「触ってねぇ。ふざけんなてめぇら」と喚くおっさんが強制連行されていきました。ボクの頭の中でドナドナが流れました。

取り囲んでいた乗客の集団は何事もなかったかのようにホームの階段に向かって歩きはじめました。ボクも仕事に向かいました。

冤罪かもしれませんが、真実はボクにはわからないです。ただ、ボクが強く思ったのは、女性も痴漢対策をしているということは痴漢は沢山いて、そういう環境に身を置かなければいけないのであれば、おっさんも冤罪対策をしなければなぁという事でした。男性専用車両とかあれば助かるのになぁって当時は思っていました。

話がまとまらないけど、そもそもこれはトレードブログなのでまとめる気もないというか、ただ悪夢を見てよみがえってしまった嫌な記憶と感情を吐き捨てたかっただけです。

兄貴達を変な例えに使ってしまいごめんなさい。あと、次はちゃんとトレードの事を書きます。

ではまた(*´ω`*)