PTA会長になれなかったおじさん、さやさやです。
これは最初の結婚生活の時の話です。
娘が小学生の時にPTAの役員が回ってきまして、
当時の奥さんが「私って男好きするし、断れない性格だから、PTAとかやったら他のパパさんに言い寄られて断れなくてついついなんて事になって大問題になりそうだからパパやってよ」と恐ろしい事を言うのでボクがPTA役員をやる事になりました。
男の人は少ないと言うことで副会長をやって欲しいと言われ引き受けました。
子供のためと思い、最初は仕事と折り合いをつけてやっていたのですが、とにかく儀礼的なことばかりやっていて、会ったこともない教職員の親の告別式やら、教育委員会主催のセミナーなどに人数あわせで出席依頼が来るような事が度々ありました。
また、ある日のPTAの会議で「PTAはボランティア活動なのでやりたい人だけが参加するシステムに変更したらどうだろうか」という意見を出したところ、
何年も副会長をやっているお父さんに「PTAをボランティアなんて言うな!」と怒鳴られたことがあり「ボクは報酬を頂いてないので仕事では無くボランティアと認識しています」と返すと「あんたみたいなよそ者とは話したくない」と言われました。
PTA活動の中でお母さん同士のいじめも見てきましたし、このような差別的な発言も横行していました。
あまり詳しく書くと消されるかも知れないのでアレですが、学校のPTAの上にはいくつかの協議会なる物が存在しピラミッド型の組織になっています。
会費は一旦上の組織に吸い上げられ補助金のような名目で下部組織に戻ってきます。
なぜこのような複雑な仕組みになっているのかゲスの勘ぐりっちゃいそうです。
結果、ボクの中でPTAは変化が必要な物に仕分けられました。
そんなボクにPTA会長をやって欲しいと言う話が来ました。
引き受けてくれる人がいないのでと言うことでした。
ボクは他のPTA本部役員や担当教員にボクがPTA会長になったらやることをプレゼンしました。
・委員は決めずにイベントには都度、やりたい人を募集する
・子供達が自由に投稿できるPTA会長管理の目安箱を校内に設置する
・教員に相談できなことをPTA会長に相談できる窓口を設置する
・卒業式や入学式には参加するが子供達が参加しないイベントには一切参加しない
等々。
その後ボクにはPTA会長の話が無くなり、学校初の女性PTA会長が誕生しボクはお役御免となり学校と関わることも無くなりました。
再婚してからは嫁タソが張り切ってPTAに参加しています。
お兄ちゃんの時には「質問すると舌打ちする怖いママさんがいてPTAつらい」と言っていたのですが、
下の子の時には「最近の若いママさんは何も出来ないから私ばっかり仕事が増えて」と愚痴っています。
舌打ちしてそう(*´ω`*)
時代は巡っているんだなぁと思います。