さやさやの為替地図

頑張れば頑張るほどはまるFX沼からの脱出の物語

ボクのボクがボクであるために

ボクが20代前半の頃の出来事です。

性的な描写や強制強要などの描写がありますので苦手な方はご遠慮ください。

都内の会社に努めていたのですが群馬県の温泉に1泊で社員旅行に行きました。

ボクは行きのバスで先輩や上司に勧められるままに酒を飲んでしまい、宿につく頃にはけっこう酔っ払っていました。
宿について温泉に入り浴衣に着替えて宴会が始まる頃にはもう頭が痛くて早く寝たいという感じでした。

そんな状態のボクを女性の先輩が気遣ってくれて宴会の途中で部屋に帰って休みなよと勧めてくれました。
先輩は30代前半くらいの巨乳的な女性で、同じ会社の40歳くらいの上司と同棲しているという噂でした。
スレンダー美熟女が好みのボクからすると全然興味ない感じで、しかも上司の彼女であれば全く恋愛対象としては見ていませんでした。

宴会を抜けて部屋に戻ると先輩もついてきてくれて、ボクが布団に入ると枕元に座って頭痛くない?とか色々と心配してくれました。
そのままボクは眠ったのですが、少し経って目が覚めました。
酔いも冷めて頭痛もだいぶ良くなっていました。
先輩がまだ枕元に座っていて、まだいたのかと思ったのですが「良くなった?」と聞かれたので大丈夫ですと答えました。

すると先輩が「みんな二次会に行ってしばらく誰も帰ってこないからやらない?」って言われました。

「何を?」ってなったボク。

「エッチしようよ」って先輩。

すげぇストレートに誘われました。

悪い夢を見てるのかなと思ったのですがどうも現実っぽいのでこれはまずいなと思いました。

女性ならなんでも良いみたいな繁殖能力に優れた男もいますけど、ボクはけっこう愛があるセクロス以外は無理な方なので何とか乗り切ろうと思ってつい口を出た言葉が、

「ボクはホモなんで女性は無理です」でした。
「お前はタイプじゃないんだ」というのは酷な気がして気を使った結果です。

「そうなんだ。でも女も悪くないよ」みたいな感じで全く意に介さずに距離を縮めてくる先輩。

「介抱してあげたんだからさぁ、お礼にちょっと位いいでしょ」と完全にパワハラ・セクハラ全開で迫りくる先輩。
ボクは股間を両手で抑えて更に丸まって防御を固めて「ホモなんで無理っす勘弁してください」と繰り返しました。
いいから大人しくしなさいみたいな感じでボクの手を握って防御を解こうとする先輩。
総合格闘技の寝技を見るとこの時の事を思い出します。

膠着状態が数分続くと先輩が提案してきました。

「エッチはいいからハグだけして。寂しいからお願い」

まぁ、それくらいならいいかなと防御を解いてどうすればいいんですかって聞いたら横になって腕枕して欲しいというので、しょうがないなと思って腕枕をしたら先輩が大人しく寝るのかと思いきやボクのボクをパンツの上からもみはじめました。

「もし固くなったらエッチしような。わかった?」と言われ、そういうことなら勝ち切ってやるぜ(*´ω`*)とボクの勝負魂に火が付きました。

先輩は多分自慢であろう大きなお胸をちらつかせたり、押し付けたりと次から次に攻撃を繰り返すのですが、巨乳嫌いのボクのボクは全く反応せず。

様々な攻撃をすべて受けるもボクのボクはマイペースを貫き、数十分経過した頃に先輩がやっと諦めて「ほんとにホモなんだね」と納得してくれて他の男を探しに行くと消えてくれました。

ココまで強引なお誘いは初めてでしたが、もしボクに彼女がいなくて、もし誘ってきたのが好みのスレンダー美熟女で、普段からあの人素敵だなと思っていたらボクのボクはボクじゃなくなっていたかもしれません。

先輩とはその後は何もなく、ただなるべく酒が入った時には二人きりにはならないように気にしつつ、会社では普通に過ごしていました。

ボク的にはそれほど怖い出来事でもなかったし、今となってみれば面白い経験だったなと思えるし、若い男が年上の女性に強引に誘われただけの話かもしれませんが、これが若い女性がおっさんに強引に誘われたんだったら事件だったなと思います。

スレンダー美熟女大好きウィィィィィィィ(*´ω`*)ハァハァ