さやさやの為替地図

頑張れば頑張るほどはまるFX沼からの脱出の物語

15分足のパーフェクトオーダーで負けてる原因に関する考察とずっと好きだった森さんの話

仕事が一段落したおじさん、さやさやです。

ボクの恋愛対象は同年代から年上の女性なのですが、女性を好きになった場合、相手が結婚をして無ければ必ず気持ちを伝えることにしています。トレードにはあんまり関係ないので興味がない方は読み飛ばしていただければと思います。

小学校から中学校までずっと好きだった森万里子という女の子がいたのですが、その子は可愛くておしゃれで、勉強はいまいちだけど、大人っぽくて活発な女の子で、クラスの男子の殆どはその子に憧れていたと思います。

当時のボクは不幸な出来事が重なり、小学校低学年からずっとDQNグループの一員となっていました。バスで遠足とか修学旅行に行くと一番うしろの席を占領するような鬱陶しい男子グループです。

森万里子も女子で一番おしゃれで可愛い子のグループのリーダー的な存在でボクの属するDQNグループと一緒にウェイウェイしていることが多かったです。

森万里子は小学校時代に男子からモリと呼ばれていましたが、中学生になるとDQNグループの間ではモリマンと呼ばれるようになり、異性への憧れの象徴のようでした。ボクはそれが気に入らなかったのですが「変な名前で呼ぶなよ」と口に出せば余計に面白がって卑猥な名前をつけたがるのが目に見えているDQN軍団なので、モリマンと聞くとイライラしつつも反応せずに隠し通していました。モリマンと読んでいるDQN連中も女子がいるところではモリと呼んでいましたが、もし本人にモリマンと呼んでることがバレるのは嫌だったはずです。家では母親のことをママと呼ぶくせに、DQN内では「うちのババァ」と呼んでいるのと同じガキ心理です。

実際にはみんなDQNとはいえまだチェリーなので、学年でトップクラスの人気があるであろうモリに正面を切って告白するような勇気はないので、可愛いし、そこそこ友達としては仲もいいけど、どうせボクとなんか釣り合うわけないからとイジイジとした気分だったと思います。実際にボクがそうでした。

中学校の時にモリが運動会の応援団になったことがありました。モリは一生懸命応援したせいで喉を痛め、運動会が終わってもしばらくハスキーボイスでした。ボクはそれも気に入りませんでした。くだらない運動会の応援ごときでモリの声が酷使されたことに憤りを感じていました。モリ本人が好んでやったことなのですが、ソコまでやらせた教師達にいらだちを感じていました。

我ながら思い起こして書いていると、当時のボクも今と変わらず相当キモい少年だったと思います。

ボクはDQN達と関係を断ち切るために猛勉強して中堅進学校に進学しました。モリは普通の公立高校に進学し、ボクの淡い少年時代の恋は何も起こらずに静かに終りを迎えます。

数年後、恋愛もしてちょっと大人になった大学生の時、駅に向かって歩いていると偶然モリと再開しました。多分、中学の卒業式以来でした。

モリは水色っぽいタイトなスーツ姿で何の変哲もない東京の片隅の住宅街では眩しく感じるほど華やかでした。

久しぶり、と挨拶して一緒に駅に向かい並んで歩きました。

他愛もない話をしていると突然「彼女いるの?」とモリに聞かれました。

「いるよ」とボク。何だか居心地が悪かったです。

「Hの初体験いつ?」とモリ。

「高1の時に彼女と」と何故か素直に答えるボク。

「私も高1。先輩と。中学の時はまだだったんだよ」とモリ。

少しの沈黙の後、モリが「私、サヤサヤのことずっと好きだったの気がついてた?」と突然の告白。

知らなかった。

もっと早く言ってくれれば良いのに。

何よそれ。

うわぁ~~~。

「知らなかった。ボクも好きだった」(*´ω`*)キリッ

モリは少し俯いて「ありがとう」と小さな声でいったけどどこか哀しそうでした。

過ぎ去った時を取り戻すことは出来ないのだろうか。

少し無言で並んで歩いていると、名前はわからないけど街路樹の花の匂いがして、その匂いをかぐと今もモリの事を思い出します。

駅に到着して一緒に改札を抜け、じゃぁまたねとボクが言うとモリは少し俯いてボクにカードを手渡してくれました。

「気が向いたら連絡して」モリの大きな瞳と頬は少し赤くなっているような気がしました。

ボクはポケットにそのカードを仕舞い、軽く手を上げてモリと別れ、一人ホームへ降りていきました。

平日の午後の遅い時間の駅はガラガラで、制服姿の女の子が楽しげに会話をしている声が響いていました。

一人電車に乗り、車窓を流れる町並みを少し眺めてから、モリにもらったカードをポケットから引っ張り出し、目を落としました。
そこには金色の文字で、

麻布〇〇クラブ  渚 月乃

と書かれていました。

 

営業トークか(*´ω`*)ケッ

チェリーだったらあんなもん一発で引っかかるわ。

当時はまだ彼女だった結婚する前の最初の奥さんにモリからもらったカードを見せると、

「月乃ちゃんやり手だね~ꉂꉂ(థꈊథ)੭ु⁾⁾ ギャハハハハ!」と嬉しそうでした。

 

この一件があってから、好きな気持はその時に伝えることにしています。
結果が「あんたなんてありえないから」と言われたとしても、

営業トークに「ボクも好きだった(*´ω`*)キリッ」と言ってしまった当時のボクの恥ずかしさを繰り返さないため。
20年近く経過しても、モリの告白には少しは本音が入ってたのでは?と言う希望を捨てきれない哀れなボクのため。

 

さて、

先月末からの4トレードのエントリー位置を見ると、天井ロングに底ショートで負けてるのがわかる。

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レンジだったからしょうがない部分もあるけど、今度からはちょっと意識しときます(*´ω`*)