さやさやの為替地図

頑張れば頑張るほどはまるFX沼からの脱出の物語

ボクなりの石の上にも三年の解釈

石の上にも三年おじさん、さやさやです。

小学館のデジタル大辞泉では「石の上にも三年」の解説では「冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。」と説明されています。多分これが本来の意味です。

ボクはこの言葉を聞くといつも「3年も我慢するなんて無駄じゃないかな」と思います。最悪の人間関係の職場で全く将来性も面白味もない仕事を、家族や大事な人との時間を犠牲にして、寝る間も惜しんで3年間も続けるのは時間の無駄だと思います。心も体も病んでしまうかもしれません。

嫌なことを我慢して3年続けるのなら、好きなことや得意なことをやったほうが良いと思っています。限られた時間の人生だし(*´ω`*)

なのでボクは、得意ではないですが間違いなくトレードが好きなので毎日「アホの線引」と題して、ドル円のチャート分析を行っています。続けていれば上達するかもしれないし、上達したら何がどうなるのかもわからないけど、続けないと見えないことがあるような気がしてやっています。

アホの線引を毎朝始めてからまだ1~2年しかたってないと思いますが、そこにはそれなりのルールが有ることを身を持って感じることが出来ました。

・レンジは必ずブレイクする

・週足レベルのトレンドはそう簡単には変わらない。

という2点はドル円に関しては絶対的なルールと言うか現象だと感じています。

ボクはもともと株と先物で数日持つようなトレードをしていましたが、テスタ氏に憧れてスキャルピングを志すようになりました。しかし性格的にスキャルは向いてなかったようで、利益も損切りも長く持ってしまう傾向に気がついて、昨年途中から常に監視しているチャートが1分足から5分足へ、今では15分足に変化しています。デイトレから数日持つ時間軸があっているようです。

スキャルはほぼ諦めているのですが、スキャルパーを志していた時に身についた事があり、それがチャートを見る時に役に立っている気がします。

それは失敗した人がどこで損切りをするのかという視点です。もし自分が上昇トレンドだと思っているのでトレンドフォローでロングを入れたと思っているときには、ショートを持っている人はどこにストップを置くだろうかを考えます。直近の高値の上、またはその前の高値の上かなと考えます。

ダウ理論で週足、日足、1時間足、各レベルでのトレンド方向を見て、トレンドと逆方向に仕掛けた人の損切りの出る場所がボクのエントリーポイントです。

FXトレードって勉強すればするほど勝てなくなる時期があって、ボクはそれを沼と呼んでいるのですが、沼に捕まってしまう原因はまさに勉強だと思っています。何も知らない初心者ではなく知識を身に着けたいわゆる中級者くらいの時期がめちゃくちゃに負けまくるような気がします。大体の人はここで諦めるのだと思いますし、マジでツライのでここで諦めるのはある意味正解かもしれないです。でもボクは諦めることが出来なくて今もやっています。大勝はしてないですが週単位で負けることはほぼないです。大勝ちするプランも常に練っていますのでそのうち実現できるかもしれないと考えています。

つい最近、これは素晴らしいと誰かが紹介していたFXの勉強になるというyoutubeチャンネルを見返して沼にはまる原因がなんとなくわかりました。

・水平線がとフィボナッチが重なった所が反発する可能性が高い

・フィボとエリオット波動の1波の高値とフィボが重なった所が反発しやすい

・MAとトレンドラインが重なった場所が反発しやすい

・そして思い通りにならなかったら損切りをする

・損切りは自分のシナリオが崩れたら

真面目で熱意がある人は丸暗記してそのまま実践すると思います。
多分これが罠みたいなもので、ほんとに勝ってる人が動画なんて面倒なものをわざわざYou Tubeにアップするのかなという疑問もありますし、肝心な人の心理について語ってない動画やら本やらが多いです。

インジケーターとかフィボとかラインが値を動かしているわけではなくて、それっぽいところでは、いろいろな思惑の人がトレードをするのでトレードは活発になり注文が溜まって、短期的にはフェイクを入れて犠牲者を出しつつ、いずれどちらかに動き出すので、そういう思惑を想像してみるという視点が抜けてると感じます。

損切りを狙ってエントリーをするという視点が役に立つ原因は真面目な中級者の人達が真面目にわかりやすく同じようにエントリーしてくれて、同じように損切りを置いてくれるおかだと思います。

基本的なことを覚えても勝てないけど、基本的なことをしている人を狩るためには基本的なことを知らなくてはいけないので、好きなことであればあえてつらい時期も耐える、石の上に3年みたいな時期も必要なのかなと思います。

損切りだければ安心かと言うと、そうでもないみたいで、短期足では損切りを狙っているトレーダーの損切りを狙うような動きもロンドン時間では頻繁にあります。マジで鬱陶しいです。ボクがスキャルを諦めた理由はこれも大きいです。頭にくるんで熱くなってしまう。

それを避けるために今は15分足以上の足で一時的な仕掛けを気にしなくていいポジションサイズとストップまでの距離を設定しています。

またまとまりのない話になったけど自分のために書いているだけなのでこんなもんかな(*´ω`*)